中国サイバー攻撃集団Tick(Bronze Butler)とは?日本を狙うサイバー集団まとめ
中国のサイバー攻撃集団Tickとはどのような集団なのでしょうか。
サイバー攻撃集団Tickは2006年頃から中国で活動を開始したとみられています。
日本を狙う中国のサイバー攻撃集団は
- 「BlackTech(ブラックテック)」
- 「Tick(ティック)(別名Bronze Butler:ブロンズバトラー」
- 「Taidoor(タイドア)」
などがいるそうです。
独自のウイルスソフト、トロイの木馬(Daserf)など複数を使用して主に日本の企業を狙って重要な情報を盗み出しているようです。
Tick(Bronze Butler)は、日本と韓国をターゲットとし、主に衛星技術やEV(Electric Vehicle)を狙った攻撃集団とのことです。
今回のTick(Bronze Butler)の三菱電気へのサイバー攻撃は
三菱電機の持つ人工衛星やEV車の技術を狙っていた可能性が高そうですね。
こうした中国のサイバー攻撃集団は、セキュリティソフト会社にも知られており、対策が続けられています。
企業が購入をしている調査会社のメールアドレスを乗っ取り、調査レポートを送付するように装って特定の人物を狙って偽メールで攻撃を仕掛け、そこから不正アクセスして情報を盗み出すなどが手口です。
攻撃の手口から、複数の攻撃グループと連携していることが読み取れるようです。
そうやって盗み出した情報を中国の成長企業に売って資金を得ているという可能性が高いようです。
三菱電機の株価が暴落?情報流出の影響?
2020年1月20日の三菱電機の情報流出報道を受けて、開始時間から三菱電機の株価は大きく株価を下げていますね。
今後の三菱電機への株価の影響が気になります。